Linuxの勉強
Raspberry Pi を利用して、Linuxの仕組みを学習する方が非常にいいと思います。パソコンにLinuxを入れて学習する方法もありますが、インストールで挫折したり、既存のデータが誤って消されたり問題ががあります。
Raspberry Pi もともとはARMプロセッサを使った安価な教育用コンピュータとして開発されたもの、SDカードにOSを書き込み、キーボードマウス、USB電源と家庭のHDMI付きテレビがあれば動作します。最新のRaspberry Pi4は、デスクトップやサーバー機として充分な性能です。ハードウェア部分からOSまで幅広く学べますし、学習者が安くデバイスを揃えることができるのが何より良いです。
Raspberry Pi の入門でLinuxの仕組みを学べますし、さらに機械学習、スーパーコンピュータをつくるなど参考になる書籍、サイトがたくさんあります。
Raspberry Pi 3A, Raspberry Pi 4Bは安定して動作した、サポートする最新機種。
Raspberry Pi 3B+
初期のRaspberry Pi は上記裸のボード、ハードウェアに自信がない人は敬遠するかもしれません・
Raspberry Pi 400 Kit
最新のRaspberry Pi 400 Kitは、全て揃えて、電源とテレビにつなぐだけで利用できます。
自動運転実験Donkey Car
A DIY self driving platform for RC cars
Raspberry Pi の使い方を慣れたら、初心者からでもAIを体験できるDonkey Carを挑戦する!
Donkey Car(ドンキーカー)とは、Googleが提供している機械学習のためのソフトウェアライブラリ「TensorFlow」をラズベリーパイにインストールし、ラジコンカー(RC Car)にそのラズベリーパイとカメラを搭載した自動運転車のプラットフォームです。
メニューのDonkey Car Sitesから、DonkeyCarの作成手順を解析しながら、自動運転RCカーの制作し、AIの世界へ取り込みましょう。
その他できること
スマートホームのゲートウェイ
Home Assistantは、様々なメーカーのいろいろな製品を直接操作(クラウド経由での操作もありますが)する統一的ホームオートメーションを実現する「おうちサーバ」のオープンソースソフトウェアです。
Home Assistantは、Raspberry Pi でも構築できます。
エッジサーバ
テクノロジーの進化の過程の中、GAFAのプラットホーム中心ではなく、ユーザー中心の個人情報は自分で管理する要望が高まってきている。Webの発明者Tim Berners-LeeはGoogleやFacebookなどによってWebが中央集権化してしまっていることを懸念して、Webを再分散化することを目標に「Solid」というプロジェクトを立ち上げた。このユーザー中心の「Solid」サービスでは、個人データの保存場所Solid PODはRaspberry Piで構築できる。
クラウドサーバ
Raspberry Piはますます強力になり、クラウドサーバとしても機能できます。TinyWebDBなど軽量のWebサービスには十分です。
スマホアプリ開発ツールのApp InventorとRaspberry PiのTinyWebDBクラウドの組み合わせで、色々なコンピュータ連携システムが手作り体験できる。
App InventorとRaspberry Piの連携図
(参考になるもの)