Linuxのファイル
Linuxのファイルは、特別なものではない。WindowsやMacのそれとまったく同じものだ。
Linuxではコマンドで動かす黒い画面(CUI)で見ることが多いため、名前だけでアイコンがなくイメージがしにくいかもしれない。しかし、まったく同じものをイメージしながらファイル操作を覚えるとわかりやすいだろう。
ファイルの一覧を見る
ファイル一覧を確認するときに使うのが「lsコマンド」。
ファイルの手っ取り早い作成方法
一番手っ取り早く作成する方法をお伝えしよう。「touchコマンド」を使う。
ファイルのコピー
Linuxでするときは「cpコマンド」を使う。
$ cp コピーするファイル名 コピー先のファイル名
ファイルの名前変更
ファイルの名前変更は「mvコマンド」を使う。moveの略なので、本来的にはファイルの移動のためのコマンドだ。Linuxではこの移動コマンドを使って名前を変更する。
$ mv 名前変更ファイル 変更後の名前
ファイルの閲覧
閲覧の方法は様々ある。一番簡単なcatコマンドを試してみよう。
$ cat ファイル名
でファイルの中身を見ることができる。
ファイルの削除
最後はファイルの削除だ。ファイルの削除には、rmコマンドを使用する。removeの略だ。
$ rm ファイル名
実際にやってみよう。
ーーー
Raspberry PiはSDカードに置かれたファイルシステムを使用して稼働する。SDカードはアクセスが遅い上に、書き換えを繰り返すと壊れてしまう。
長時間運用の場合は、次のような対応が必要かも知れません。
USB接続のSSDから起動(USBブート)
Raspberry PiとうとうUSBブートがほぼ正式に出来るようになりました。
SSDなどは同じフラッシュメモリー系のmicroSDカードよりも堅牢で、且つドライブとして利用することを前提に設計されている点と、スピードが速いということが利点として挙げられます。
参考;
https://raspida.com/rpi4-ssd-usb-boot
Raspberry PiをNFSルートファイルシステムで使う
ルートファイルシステムとして別のLinuxマシンなどからNFSでエクスポートしたファイルシステムを使用すると、SDカードの寿命を気にすることなく、かつキビキビと動作させることができる。