PiのOS専用イメージ作成

オペレーティングシステム

2012年2月19日、ラズベリーパイ財団はSDカードから起動できるオペレーティングシステムのSDカードイメージを発表した。イメージに含まれるOSのRaspberry Pi OS(旧称:Raspbian)は”Debian GNU/Linux release 8.0 (Jessie)”に基づいており、LXDEデスクトップ環境とChromiumウェブブラウザ[85] に加えて、様々なプログラミングツールを初起動直後使用できる。

Debianがベースになっている。当OSのバージョンの区別の方法については、Debianにはバージョン番号が存在するがRaspberry Pi OSにはバージョン番号が存在しないので、リリース日とカーネルバージョンで識別する。

Raspbian OS Releases

  • 2013-09-25, Raspbian,
    based onDebian Wheezy, Kernel version: 3.6 – 3.18
  • 2015-09-25, Raspbian,
    based onDebian Jessie, Kernel version: 4.1 – 4.9
  • 2017-08-16, Raspbian,
    based onDebian Stretch, Kernel version: 4.9 – 4.14
  • 2019-06-20, Raspbian,
    based on Debian Buster, Kernel version:4.19
  • 2020-05-27. Raspberry Pi OS (32-bit) .
    based on Debian Buster., Kernel version:4.19

Raspberry Pi OS のリリース

Raspberry Pi OS/2023-10-10 Linux 6.1.63 Debian 12 Raspberry Pi 5サポート
Raspberry Pi OS/2023-05-03 Linux 6.1.21 Debian 11.8  
Raspberry Pi OS/2023-02-21 Linux 5.15.84 Debian 11.6  
Raspberry Pi OS/2022-09-22 Linux 5.15.61    
Raspberry Pi OS/2022-09-06 Linux 5.15.61    
Raspberry Pi OS/2022-04-04 Linux 5.15.30   piユーザの廃止
Raspberry Pi OS/2022-01-28 Linux 5.10.92    
Raspberry Pi OS/2021-10-30 Linux 5.10.63 Debian 11  
Raspberry Pi OS/2021-05-07 Linux 5.10.17    
Raspberry Pi OS/2021-03-04 Linux 5.10.17    
Raspberry Pi OS/2021-01-11 Linux 5.4.83    
Raspberry Pi OS/2020-12-02 Linux 5.4.79   PulseAudioがデフォルトに
Raspberry Pi OS/2020-08-20 Linux 5.4.51    
Raspberry Pi OS/2020-05-27 Linux 4.19.118    
Raspbian/2019-06-20   Debian 10 Raspberry Pi 4サポート

 

イメージの用意

公式サイトからのダウンロードがお勧め。Raspberry Pi Imagerを利用する場合、自動ダウンロードになります。イメージ用意の必要がない。

しかし学内からのダウンロードで、回線が遅いの場合、最後の学内サーバを利用について参考してください。

イメージSDカード作成

Raspbian、公式のRaspberry Piオペレーティングシステム、およびその他のオペレーティングシステムを使用して、microSDカードのイメージをより簡単に作成できます。新しい書き込みユーティリティ、Raspberry Pi Imagerを利用しましょう。

https://www.raspberrypi.org/downloads/

Use Raspberry Pi Imager for an easy way to install Raspberry Pi OS and other operating systems to an SD card ready to use with your Raspberry Pi:

Version: 1.4

 

このユーティリティは、メカニクスに導入したいくつかのショートカットのおかげで、使いやすく、非常に高速です。

使用可能なオプションからオペレーティングシステムを選択すると、ユーティリティは当社のWebサイトから関連ファイルを直接読み取り、SDカードに直接書き込みます。これにより、Webサイトから読み取り、ハードドライブ上のファイルに書き込み、それから別のステップとして、ハードドライブから読み取り、SDに書き込む標準プロセスと比較して、プロセスが大幅に高速化されます。

このプロセス中に、Raspberry Pi Imagerはダウンロードしたオペレーティングシステムイメージもキャッシュします。つまり、コンピューターにローカルコピーを保存します。そのため、ファイルを再度ダウンロードせずに追加のSDカードをプログラムできます。

 

初めて起動する

初めて起動する場合、 RaspberryPi にできたSDカードを差し込み、下記のものを接続し、電源は最後に接続する。

  • USBキーボード
  • HDMIディスプレイ
  • 電源(5V、2.5A)

ディスプレイで DonkeyCar の RaspberryPi用イメージ の起動を確認する。

第一工業大学の学内のNAS

学内からのダウンロードで、回線が遅いの場合、学内のNASサーバにあるイメージを利用してください。

#第一工業大学の学内では、下記のNAS(ネットディスク)を利用してください

# \192.168.0.160share

Window 10 のアップデートによってNASがつながらなくなってしまう場合、ファイル共有Sambaの”SMB v1”を有効にする対策が必要です。

デスクトップの画面左下にある”検索窓”で「Windowsの機能の有効化または無効化」を検索して起動します。画面が現れたら「SMB 1.0/CIFSファイル共有のサポート」という項目をチェックしてください。

OKをクリックすると、自動で設定が行われます。