1. Pi の基礎(ハードウェア)

この部分はRaspberryPi の初心者向けの内容です。

RaspberryPiとは

Raspberry Piは、最近ではIoTを構築するための手軽なプラットフォームといった使われ方をしているが、もともとはARMプロセッサを使った安価な教育用コンピュータとして開発されたものだ。
Raspbian は Debianベースの Raspberry Pi 用の子供向けの教育用、および小規模な開発者向けのコンピュータOS(オペレーティング-システム) である。少ないリソースでも快適に動作するように設計されている。

Raspberry Pi ラインナップ

現在、Raspberry Piのラインナップ

  • 汎用向けの Raspberry Pi 4 B
  • 産業向けの Raspberry Pi Compute Module 4
  • パーソナルユース向けの Raspberry Pi 400
  • STEAM教育向け Raspberry Pi Pico

Raspberry Piの入門に必要なもの

Raspberry Pi 4 Model B Official Desktop Kit

Raspberry Pi 4 Model B Official Desktop Kit

Raspberry Pi 4Bの場合、Raspberry Pi 4B本体と、SDカードに必要なOSのインストール、モニターと電源アダプタとケーブル必要。Raspberry Pi 4 Model B Official Desktop Kitを購入した方が便利。

その1:SDカード

まず、Raspberry Piの入門編として、Raspberry Piを動作させるための「SDカード」が必要です。SDカードの中にはRaspberry Piと相性が悪く、認識しないケースもありますが、基本的にはどのようなSDカードでも問題ありません。ある程度の容量を必要とするため、8GB以上を目安にすると良いでしょう。

その2:モニター

Raspberry Piの入門編として、2つ目に画面を映す「モニター」の用意が必要です。この場合の「モニター」には、HDMI接続可能なモニターを用意しましょう。HDMI端子が備えるテレビ、デスクトップパソコンで使っているモニターにそのまま接続することも可能です。

その3:必要なOSのインストール

Raspberry Piの入門編として、3つ目に「OS」の用意が必要です。Raspberry Piでは、さまざまなOSを利用することができますので、用途に合わせて選ぶと良いでしょう。たとえばRaspberry Piの公式が提供している「Raspbian」ならGUIが用意されており、さまざまな言語に対応しているため、入門編としてはおすすめです。

その4:電源アダプタとケーブル

Raspberry Piの入門編として、4つ目に「専用の電源アダプタとケーブル」の用意が必要です。Raspberry Piは、一般的な充電ケーブルでも使えないこともないですが、非常に消費電力が高いため、専用の電源アダプタとケーブルを用意する方が良いでしょう。電力不足のまま使っていると予期せぬフリーズやトラブルの原因になるため、注意が必要です。

RaspberryPiは通常USB電源を利用する、2.5A(B+)、3Aが要求されるので、専用の電源はお勧め。

携帯電話の充電器は容量が満たすものだけ利用可能の場合がある、起動が繰り返し、またはディスプレイの右上に黄色電気マークが表示された場合、電源の容量が不足するので、専用の電源に交換してください。

Raspberry Pi 400 Kitの場合、Raspberry Pi 400 Kitと、モニターだけで十分